永井の建築訪問記-Vol.6-
おばんです。設計部の永井です。
建築訪問記第6回、「ベニスに死なず」です。
ヴェネチア編、如何でしたでしょうか。
ちなみに、かの建築家、安藤忠雄さんが、ヴェネチアの世界遺産の改修を手掛けています。
さて、なぜ、「ベニスに死なず」かというと、私がヴェネチアを歩いた10月中旬、そのまさに一週間後!!2018年10月29日、島は歴史的な大洪水に見舞われました。。嵐と高潮が原因で、島の約75%が水没、水位は観測史上4番目に高い1.5メートルを記録。
(地元ニュースサイトより引用)
幸か不幸か、一週間という誤差で、綺麗な夕焼けすら見ることができたのは奇跡だと思っています。ちなみに島はとても海抜が低いので、しばしば水没の被害に見舞われていますが、年々その被害は大きくなっており、昨年、大規模な水門で島が開発されることが決定したほどです。
それは、ほかでもなく地球温暖化の影響です。
車や工場だけでなく、やはり住宅も、環境性能を意識することは、もはや常識です。
SDGsやHEAT20など、未来を見据えた住宅づくりの基準をクリアしていくことが、皆さんの共通認識として、必要なのではないかと思います。