ガラスの中のガス
実はサッシの硝子の中には
「ガス」が入った物があるんです!
そのガスとは・・・・
「アルゴンガス」
蛍光灯や真空管、
電球などの製品表記で
目にすることがあるアルゴンガスですが、
日常生活では食品の
酸化防止剤として、
また溶接時の保護ガスとしても
活躍しています。
アルゴンガスは、
空気の中に含まれる元素として
3つ目に多い希ガスになります。
無色透明で無臭のアルゴンガスは、
常温で不活性なガスです。
このアルゴンガスは空気よりも
熱伝導率”が低いのが特徴です。
ちなみに熱伝導率は
アルミニウム・・・200[W/mK]
空気・・・0.024[W/mK]
アルゴンガス・・・0.016[W/mK]
このような数値になります。
複層ガラスの中間層に
アルゴンガスを封入することで
空気よりも高い断熱性を発揮するため、
断熱性の高い窓を作ることが出来ます。
クリプトンガス
クリプトンガスは、
日常生活においては
車のヘッドライトにも使われる
希少性の高いガスです。
最大の特徴は原子の重さによる
熱伝導率の低さであり、
それによって熱損失を抑える
ことが必要な電球などに使われています。
省エネに活用できるガスとしても
注目されており、
その性能は複層ガラスにも
活かされています。
熱伝導率はアルゴンガスに比べて
更に低く、0.009[W/mK]となっています。
高断熱高気密住宅の実現に
欠かせない窓の選定。
熱の出入りが激しい窓ですから、
断熱性の高い窓を選ぶのが
正しい選択と言えるでしょう。
クリプトンガス・アルゴンガスが封
入されたトリプル樹脂窓を採用して、
高断熱高気密住宅に住みましょう。