バランスの良い外観にするための屋根の勾配
こんにちは(゜-゜)
設計の三好です。
今回は屋根の勾配について
お話したいと思います。
屋根の勾配とは、
屋根の角度のことです。
ここの角度を何寸勾配にすれば
バランスが良い外観になるのでしょうか。
2寸勾配、3寸、4寸、6寸と
数字が大きくなるほど
勾配が急になっていきます。
比較して見てみましょう。
片流れ屋根の1寸、2寸、4寸の
立面図をつくってみました。
同じ形でも印象が
結構変わりますよね。
1寸や2寸は高さを抑えることで
家全体の重心を低くしています。
4寸は屋根勾配の分、
屋根が高くなり
外壁の余白も増え
バランスが悪くなっています。
(もっと極端に勾配を変えたほうが
分かりやすかったですね、、、)
おでこが広い家になると
外観のバランスが悪いだけでなく
外壁の面積が増えて
金額が高くなったりします。
そして外観の善し悪しを
決めるだけでなく
屋根勾配は
室内の間取りにも関係してきます。
ロフトは小屋裏を利用するため、
屋根勾配が緩いと
ロフトの天井高さが取れなくなります。
勾配天井も屋根勾配が影響してきます。
屋根の勾配は使う材料によって、
どのくらいの勾配にできるのか
変わってきます。
アサヒアレックスでは
ガルバリウム鋼板を使用しているため
屋根の勾配はかなり
自由に決めることが出来ます。
ちなみに私の前職では
屋根材の関係で低くても
3寸までしか高さを抑えることが
出来なかったです(^-^;笑
ぜひ一緒に帰るのが楽しみになる
家づくりをしましょう。