北海道の家、実は第一種換気が使えない!?住宅機器の機能を理解する。
お家を建てたい皆さま、
こんにちは!
暖かい家を建てるためのポイントとして
①気密、②断熱、③換気
が重要だとお伝えしております。
今や、
住宅の気密断熱の
重要性は常識です。
より深く検討される方は
「熱交換機能」のある
「第一種換気」の設置を
検討されます。
※熱交換について、詳しくは
アサヒの家づくりから
構造→換気 をご覧ください。
実は、
高性能住宅の代名詞である
「北海道の家」には
必ずしも熱交換機能が
向いているわけではありません。
第一種換気の熱交換機能は、
「室内の快適で汚れた空気」と
「屋外のキレイだが快適でない空気」を
すれ違わせて温度と
湿度を回収するのですが、
あまりに外気温が冷たすぎる場合、
「熱交換素子」で結露がおこり、
最悪、凍ってしまい、
機械を壊してしまうことがあります。
「凍結防止運転機能」のある
全熱交換換気はありますが、
想定以上の寒波が起こる確率は
ゼロではないのです。
つまり、
暖かい家づくりにおいては
換気一つとっても
○○すれば問題解決!
という
単純な話にはならない
というワケです。
いっこいっこ、
設計や機械や性能を
吟味して組み合わせ
その地域、その土地、
その立地に合った
最適解を導き出すのが重要です。
何につけても
餅は餅屋に。
餅屋の中でも、
美味しい餅屋で
購入したいですね。
私もまだまだ勉強中です。
この学びを具体的な手法へ
落とし込んでいかなければなりません。
良いお家になるよう、
しっかり勉強したいと思います。
営業 飯塚でした。