最適間取り、実はそこまで選択肢がない問題。~バニラアイス、オリーブオイルがけを食べながら考える~
お家を建てたい皆さま、
こんにちは!
最近、
バニラアイスに塩少々と
オリーブオイルをかけて食べるのに
ハマっている飯塚です。
大人の味がします(笑)
今日は、プラン中の
なかなか「ままならない」ことのお話しです。
名付けて「パッシブデザインのジレンマ」!
注文住宅での建築を考える皆さまは、
おそらく、
帰宅動線、家事楽動線、趣味動線など
間取りに対して夢を
膨らませているのではないでしょうか。
じつは、
コスパよく高性能で快適、
地震に強い家を建てようとすると
ハッキリ言って
選択肢は
そこまで広くありません。
①コスパよく家を建てよう!
1mm単位で間取りを調整することはできない。
材料を効率よくつかわないといけないので
普通に考えて、
ある程度の基本単位に沿って考えなければならない。
②地震に強い家を建てたい!
1~2階のバランスを検討するので、
①同様「尺」という基本単位に沿って
プランニングする必要がある。
1階に大空間をとるには、
長年のカンと、計算に因る検証が必要。
③日当たりの良い家にして電気代を減らしたい!
大きなスペース(LDKなど)を
南側に集中させる必要があるため、
収納や玄関などは極力
南を避けたい。
などなど・・・・
料理と一緒だなぁと感じるのですが、
美味しい野菜炒めを食べようとしたら
いくら新鮮な野菜でも
炒めすぎたら食感が悪くなるし
何にでも
砂糖をかければ美味しくなる
わけではないので
ある程度、
上手な人のレシピ通りにした方が
美味しい野菜炒めが食べられるのです。
注文住宅は「何でもできる」
というイメージを抱きがちですが
孫の代まで住める良い家を建てようと思ったら
「動線」や「収納」にこだわり”過ぎる”のも
「付いている設備」にこだわり”過ぎる”のも
正直、賢い選択とは
言い難いと思うのです。
つまり、
バニラアイスに塩をかけるには
それなりの経験が必要
ということです。
(美味しい。発見した方に感謝(笑)
写真はフリー画像です。)
飯塚でした!