営業マンが“怪物”になる⁉ 衝撃の小説『狭小邸宅』📚
お家を建てたい皆さま、こんにちは!
アサヒアレックスの飯塚です😊
今日はちょっと変わり種のご紹介を。
住宅営業をテーマにした小説を2冊、
レビューしてみたいと思います!
ご紹介する1冊目は、
2012年にすばる文学賞を受賞した『狭小邸宅』。
一見すると、
冴えない不動産営業マンがカリスマ先輩と出会い、
成長していく“王道ストーリー”なのですが――
読み進めるうちに、
どんどん“人間不信”になってしまうような一冊です😱
先輩のトーク術やファッション、
立ち居振る舞いを完コピしながら、
営業として頭角を現す主人公。
しかしその裏では、
恋人との別れ、友人との絶縁と、
人間関係が崩壊していく様子が描かれており、
まるで「人が怪物になっていく記録」
のようでもあります。
「営業って、こんな世界なの…?」と
思わずにはいられませんでした。
とはいえ、
私たちのような注文住宅の営業は、
既製品を売るわけではなく、
お客様と一緒にゼロから“家をつくる”仕事。
小手先のテクニックでは
どうにもならない世界です。
もちろん、
すべてが思い通りにいくわけではありませんが、
私たちも自信をもって
ご提案している商品ですし、
本当に価値ある住まいをお届けできるよう、
日々真剣に向き合っています。
ちなみにもう1冊のおすすめは、
屋敷康蔵さんによるノンフィクション
『住宅営業マンぺこぺこ日記』。
福島のローコスト住宅メーカー
「タマゴホーム」(仮名)で
10年にわたり住宅販売を手がけた著者の実体験が、
赤裸々かつ軽快な語り口で綴られています。
どちらも業界の“裏側”を
覗き見る気分で楽しめる一冊。
『狭小邸宅』は薄めの文庫で
サクッと読めますし、
『ぺこぺこ日記』もテンポが良く、
読みやすくておすすめです📖✨