効率化の時代にこそ、「闇鍋」という最高に無駄な選択を。 - アサヒアレックス東日本仙台本社

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効率化の時代にこそ、「闇鍋」という最高に無駄な選択を。

皆様こんにちは!営業の飯塚です。

コスパ、タイパ、メンパ……。
あらゆることに「パフォーマンス」が求められる今日この頃、
ついに人間関係にまで効率を求める人たちが現れ始めました。

しかし、もしあなたがそんな「効率信者」になりかけているのなら、
一度立ち止まってこう考えてみてください。

「自分は、この人と『闇鍋』ができるだろうか?」

99%の人が「何を言っているんだ?」と困惑したことでしょう。
ですが、私は断言します。

闇鍋こそ、現代における最強のコミュニケーションイベントである、と。

今回は、私が高校時代に演劇部の部室で学んだ「闇鍋の極意」についてお話しします。


闇鍋を成功させる3つのステップ

闇鍋はただの悪ふざけではありません。
そこには高度なバランス感覚と、相手への信頼が必要なのです。

1. 土台(ベース)選び

過去に醤油ベースと味噌ベースを経験しましたが、
まずは「全員が食べられること」が大前提です。
いきなりキムチ鍋などの変わり種に走るのは、まだお互いの理解が足りない証拠。
仲が深まれば、ベース自体を博打にしてもいいかもしれません。

2. 基本のルールを設定する

闇鍋の後にも、人間関係は続きます。以下のルールは必須です。

1人2〜3種類持参する:
ゆで卵やうどんは安全ですが、全員がそれだと盛り上がりません。
「無難」と「挑戦」のバランスが鍵です。

食べられないものを入れない:
お調子者の暴走を防ぐための絶対防衛線です。

液体の投入は慎重に:
かつてオロ〇ナミンCを入れた者がいましたが、味はともかく全員から怒られました。

アレルギーや苦手な食べ物の確認:
食べられないものは事前共有。これは信頼関係の基本です。

ちなみに、寿司の「ガリ」は意外な成功例でしたが、
子持ちメカブは鍋のコンディションを破壊するのでアウト。
ギリギリのラインを攻めるのが闇鍋の醍醐味です。

3. 舞台(場所)を整える

私たちは高校の部室、それも校舎の隅にある道具倉庫で行いました。
真っ暗にできる環境と、多少の匂いがついても許される
「自分たちのテリトリー」で行うのが理想的です。


「バナナ巾着」が教えてくれたこと

誰も、本気で「食べられないほどマズいもの」は入れません。
これからも付き合っていく仲間を、本気で不快にさせる勇気など、普通はないからです。

しかし、センスのある者は、その制約の中で「絶妙な爆弾」を仕込んできます。

私が知る中で最も破壊力があったのは、「バナナ巾着」です。

特に醤油ベースで煮込まれたバナナは、言葉を失うほどマズいものでした。

その子は「餅巾着」と「バナナ巾着」を混ぜて投入していました。
そのトラップの仕掛け方は、もはや芸術点すら感じさせるものでした。

鍋の味を大きく損なわず、ハズレ感を演出する「バナナ巾着」に、
闇鍋は異様な盛り上がりを見せていました。


闇鍋ができる人生は、きっと豊かだ

高校時代にこんな経験をしておくと、その後の人生に良い影響しかありません。

  • 細かいことを言わず、適度な「バカ」を楽しめるようになる。
  • 人を信頼し、許すことの大切さを学べる(その鍋の味は、自分たちの人間関係そのものです)。
  • 基本を守りつつ、場を盛り上げる「サービス精神」が身につく。

大人になった今、あなたには「闇鍋」を笑って楽しめる友達がいますか?

「この人なら、何を入れても最後は笑い合える」

そんな確信を持てる相手がいる人生は、
どんな効率的な成功よりも、ずっと豊かなものだと思うのです。

しらんけど。