同じ”耐震等級3”でも計算方法によって優劣がある!?
皆さんこんにちは♪
広報部の齋藤です。
家づくりにおいて、「耐震」は
みなさんが気にされるところかと思います。
そんな耐震の指標を表す
「耐震等級」ですが、
同じ「耐震等級3」といっても、
計算方法によって
優劣があることをご存じですか?
(えっ・・・なんだって!?((;´・ω・))
下の表をご覧ください。
「仕様規定(令46条壁量計算)」とは
最も簡易的な計算方法で、
壁だけを測量するため、
精度の高い耐震強度を出すことが出来ません。
「性能表示計算(品確法)」は、
先ほどの仕様規定に加えて、
床・屋根倍率の確認と床倍率に応じた
横架材接合部の倍率を検討しますが、
基礎にかかる負担は測量せず、
構造計算もしない、
アバウトな計算方法です。
一方、「構造計算(許容応力度計算)」は、
建物にかかる固定荷重や積載荷重などの
長期荷重に加え、
地震や台風などの短期荷重を想定し、
部材(構造部材)の内部に
生じる抵抗力を計算します。
建物の柱の一本一本を
すべて測量するわけですから、
その計算書はA4用紙で
500P~600Pにも及びます。
(性能表示計算はA3用紙で6Pほどしかありません。)
上記の図を見ると、
「性能表示計算」と「構造計算」で、
同じ耐震等級3でも、
強度の数値にかなり
優劣があることが分かります。
アサヒアレックス東日本では、
全棟構造計算(許容応力度計算)を行い、
耐震等級3を獲得しています。
家が頑丈ということは
そこに住むご家族の命、生活、財産を
守るということに繋がります。
特に地震の多い宮城に
家を構えるのであれば、
なおさら耐震について
考えていかなければなりません。
みなさんもぜひ
参考にしてみてください!
ではまた♪