構造計算は必要ない!? - アサヒアレックス東日本仙台本社

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構造計算は必要ない!?

 

こんにちは!
設計の三好です。

 

今回は木造住宅の

構造計算について

お話したいと思います。

 

 

住宅業界の人にとっては

木造住宅は構造計算をしていないのが

一般的になります。

 

お客様からしたら

構造計算していないのは

不安になりますよね。

 

終の棲家となる高価なお買い物

 

地震大国の日本に建てるなら

家の骨組み、構造は

しっかりとしたいですよね。

 

なぜ構造計算を

やらなくていいのか

簡単に説明すると、

現在の建築基準法では

一般的な木造住宅は

四号建築物という扱いになり、
建築士の資格を持った人が

確認申請を行えば壁量計算や

構造に関する図面や

資料の提出が省略できます。

これを「四号特例」といいます。

 

ただ、構造強度不足が

明らかになる事案が

多く発生したことで

2025年に四号特例は廃止になります。

 

2025年からは構造もしっかりと

チェックされるようになります!

 

資格を持っていなくても

設計できてしまうのが

間違いですよね!

 

無資格者に設計させて、

申請は有資格者の名前で

提出する会社が多いです(^-^;笑

 

友達の努めている

大手のハウスメーカーだと

一級建築士を取らないと

設計部に居られなくなるって

聞きました!

 

さすが大手!

お客様も安心ですね(^-^)

 

アサヒアレックス東日本では

許容応力度計算という

計算方法で構造の安全性を

確認しています。

 

建物自重や外部からの力が

どのくらい加わるのか。

 

地震や風、雪の力が

どのくらい加わるのか。

 

構造部材がどのくらいまでの力に

耐えられるのか(許容できるのか。

 

計算書は

500ページくらいにもなります(;’∀’)

 

建築基準法の規定よりも

品確法による計算よりも

信頼度が高い計算方法です。

 

起こるかわからない地震ですが

家族や家を守るため

許容応力度計算の

耐震等級3は必須だと思います。

 

構造は難しくて話を聞いてると

眠くなるかもしれませんが

とても大事なところです。

 

お客様にも少し

知識をつけていただいて、

ちゃんとしている会社で

家づくりをして下さい(^-^)

 

気になっている会社がありましたら

構造計算していますか?ではなく

許容応力度計算していますか?と

聞いてみて下さい。

 

よりよい家づくりを(^-^)