C値(相当すき間面積)の重要性!?
皆さん、こんにちは!
新入社員の青山です。
今回はC値(相当すきま面積)について
書いていこうと思います。
みなさんC値はご存じでしょうか?
C値は気密性能とも呼ばれております。
「お家の隙間が少ないこと=気密性能が高い」
という事になります。
C値=住宅全体の隙間面積÷延床面積で求められます。
値が小さいほど気密性能が高いのですが
このC値が高いだけでは
高性能住宅とは呼べません。
以前のブログでもお話した
UA値が重要になって来ます。
このUA値とC値がセットで
高性能住宅と呼ばれます。
ではこのC値はどのくらいを
目指すべきかとなると
C値はUA値とは違い国で数値の基準などは
定められていません!
C値はそんなに高くなくても
家づくりにおいては重要じゃないと
基準が無くなってしまいました。
しかしHEAT20
(一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会の略称)
ではC値は0.7㎠/㎡±0.2が快適に暮らせる
高性能の住宅であると唱えられています。
なぜ気密性能をUA値とセットで
考えた方が良いかというと
外気温が—0.3℃の場合同じUA値でも
C値に差があるとこれほど差があり
気密性能の低い住宅と比べると
2倍も室温差があるという結果がでております。
このようにUA値のように
国の基準としてC値は定められていませんが
UA値がいくら高くてもC値が低いと
快適な暮らしは実現できないのです。
そしてこの気密性能は換気にも
大きく関わってきます。
次回は換気について書いていこうと思います。