標準品について③ 長く住むなら避けるべき ~営業マンが伝えない!?窯業系サイディングのデメリット~
お家を建てたい皆さま、
こんにちは!
営業の飯塚です。
アサヒアレックスの家の標準について、
ご紹介していこうと思います。
第3弾は、一般的な外壁材として知られる
窯業系サイディングと
ガルバリウム鋼板を比較します。
窯業系サイディングは、
正しい名称は
「サイディングボード」といいます。
セメント質原料、繊維質原料を
混合成型し
薄い板状に加工した
外壁材です。
一般的なサイディングは
窯の中で高熱処理されるため、
「窯業系」と呼ばれています。
(サイディングには
その他にも、
樹脂系、木質系(本物の木)
があります)
コスト重視(ローコスト)の
建売や注文住宅で
よく使われる素材で、
そういった会社の営業さんは
「保証が長いので大丈夫!」
「最近の製品は塗膜が強い!」
「高耐久のシーリングがある!」
「シーリングが隠蔽される製品がある!」
ということをいうのですが・・・
ちょっとお待ちください。
もちろん、
10年前の製品と
今の製品を比較すれば
品質が良くなっているのは当然です。
保証が長いのも、
塗膜が強いのも、
高耐久なのも、
同じ製品同士の比較だったら
意味がないのです。
また、
東北で家を建てる方は
必ず知っておいて
いただきたいのですが、
サイディングの
凍害による割れは
保証対象に含まれて
いないのです!!!
つまり
サイディングの中に入り込んだ水が
凍結により膨張し
割れてしまっても
製品としての問題ではなく、
「建築場所」や「選び方の問題」
となり、
保証によって修理することが
できないのです!!!!
なんと!!!
実際、
凍害によって
外壁が割れてしまった話は
住宅業界では
よくある話です。
外壁に
窯業系サイディングを使用する場合、
10年前後でのメンテナンス
(チェックや塗り直し)
をする覚悟をしなければなりません。
万が一、外壁が割れて
雨漏りが起こったら。。。
わが身に起こったとたん、
万が一(1/10000)が一分の一(1/1)、
になります。
そう考えると
大切に長く住む家を建てたいなら
外壁には窯業系サイディングを
選んではいけないとさえ
言えてしまいます。
(メンテナンス、
どんとこい!な人なら
選んでよいですが・・・。)
正直、
窯業系サイディングは
本物の木のサイディングより、
ぜんぜん弱いです。
もう、ガルバリウムと
比較する意味がないレベル。
なので、
本当に、コストが大事な時以外
アサヒアレックスでは
この製品を使いません!
(もちろん、
アサヒアレックスだって、
過去には窯業系のサイディングを
使用していましたが・・・)
今はもう、使いません!!
大事な事なので2回言います。
次の機会には、
標準品ではありませんが、
木質系外壁についても
お話ししていこうと思います✨✨
お楽しみに!