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🐜家の中にアリ!?🐜高気密住宅でも虫が入るワケと、その対策とは?

お家を建てたい皆さま!こんにちは✨

最近、「家の中にアリが出て困っています」というご相談が増えてきました。
以前はそれほど多くなかった話題なのですが…
ここ数年、明らかに増えてきている印象があります。

背景には、日本の気候の“亜熱帯化”があるのかもしれません。

昔と比べて、蒸し暑い日が増え、
虫にとっても暮らしやすい環境になっているのは間違いなさそうです。

「入ってこないで!!」と・・・言っても伝わらないので、
どういう状況か、理解して対策する必要があります。

■「高気密高断熱=虫が入れない」わけじゃない?

よく、「高気密高断熱の家って、虫が入らないんですよね?」と聞かれることがあります。
たしかに、気密性の高さによって、隙間風が少なく快適な空間が実現されています。

でも!どんなに優れた家でも、
「虫が入る隙間が一切ない」わけではありません。

というのも…気密性能を示す「C値(隙間相当面積)」は、
工事中に開いてしまう“予測できない隙間”を計測しており、
“実生活とは少し異なる条件下で出される数値”なんです。

このあたりの話は、少し長くなってしまうので…
また別のブログで、詳しくご紹介しようと思います👀✨

■アリはどうやって「通り道」を見つけるの?

ここで、ちょっと面白い話を。
昔、「トコロさんの目がテン!」という番組でやっていた実験です。

紙に黒い油性ボールペンで線を描くと、
アリがその上を行列になって歩くというものでした。

不思議に思って調べてみると、
どうやらボールペンの成分に、
アリのフェロモンに似たものが含まれていたらしく──
アリは「ここが仲間の通った道だ」と勘違いして、
線をたどっていたようなんです。

つまり、一度でもアリに“ここが安全な道”と認識されると、
そこを通ってどんどん仲間がやってくる。
これが「アリの侵入ルート」の始まりになります😅

■虫の侵入、どうやって防げばいい?

「じゃあ、高気密な家でも虫が入ってきちゃうの?どうすればいいの?」

結論から言うと、対策はできます!

市販の虫よけ・殺虫剤を家の外周にまくことで、
かなりの確率で侵入を抑えられます。
特に、基礎の立ち上がりや床下換気口まわりなど、
虫の通り道になりそうな場所は重点的に。

さらに、ジメジメした場所は虫が住み着きやすいので、

・石灰をまいて乾燥させる
・ハーブ系など虫が嫌がるにおいを使う

などの方法も有効です。

■土と暮らすということ

戸建て住宅は、マンションと違って
「地面」がすぐそばにあります。
それは、草木や庭のある豊かな暮らしができる反面、
虫や小動物との距離も近くなるということ。

だからこそ、虫とのつきあい方も、
ちょっとした知識と工夫が大切です。

これからも、
こうした暮らしの“ちょっと気になる”情報をブログで発信していきます。
ふらっと覗きに来ていただけたら嬉しいです😊